こっそり女一人旅

時々出かける一人旅の記録

2023年6月 白骨・奈川(長野県) 日帰り 女一人旅

2連休でどこかに行きたいけど、2日目は荒天の予報・・・日帰りで、長野県松本市にある白骨(しらほね)温泉と、奈川に出かけてきました。

朝ゆっくり出て、夕方前には帰り着くという、ショートトリップです。

白骨温泉には、10年以上前、仕事で一泊したことがあり、お湯は確かにすごく良かった印象がありました。

ただ、仕事だったのであまりゆっくり堪能できず・・・本当は今回も泊まりたかったのですが、自宅からはそんなに遠くないので、またのお楽しみに取っておくことにします。

 

朝、なかなか起きられず、山間の道を運転して、白骨温泉入口付近にある、煤香庵(ばいこうあん)という日帰り入浴施設に到着。古民家風で、食事もできるようです。

お腹が空いていたので、車の中でちょっとチョコレートをつまんでから向かいました。

露天風呂のみで、有名な泡の湯に比べたら小さ目ですが、比べなければそんなに小さくはありません。

撮影禁止なので写真はありませんが、ミルキーブルーのお湯はぬるめで、他に誰もいなかったのでゆっくり堪能できました。

飲泉も可能で、飲んでみると少し塩分を感じました。胃腸にも良いそうです。白骨の宿では、朝食に温泉粥を出すところも多いようです。

露天からは山の緑が見えて、とても癒されました。

入浴後は、お勧めと貼り紙のあった、ソフトクリームを食べました。ちょっと高めだけど、美味しかったです。

 

温泉を堪能し、奈川へ向かいます。車で40分くらい。

この界隈には他にもいろいろな温泉があって、かけ流しのところが多いので、いいですよ。

 

奈川では新そば祭りがやっているとのことで、お腹も空いていたのでまず食事を・・・と思っていたのですが、お店のある辺りを通り過ぎてしまったので、先に、これまたもう一つの目的だった、清水牧場へ向かうことにしました。

清水牧場は、奈川の集落を通り過ぎた、信じられないような山奥にある牧場です。牧場と言っても観光地的な要素はなく、小さな売店があるのみ。

私は1年に1回くらい、ドライブがてら訪れていますが、ここのハードチーズは大人気で、店頭では買えないことが多いのです。昔は買えたのですが、今は予約発送分で終わってしまうそうです。

それでも、ドライブがてら直接買いに来るのが楽しみなので、いつも買えるものだけ買っています。

山奥なので、いつも「ここで良かったかな」と不安になる・・・そして到着。

売店の横には羊がいました。牛だけではなく、羊のチーズも作っているんです。

羊たちが、目が合うと近づいて来たので、急いで売店に入りました。

案の定、この日もハードチーズはなく、牛乳とヨーグルト、フレッシュチーズを買いました。数はだいぶ少なかったです。

その後は、お腹がぺこぺこだったので、奈川の集落まで戻り、福伝という蕎麦屋に入りました。

ここは母と何度か来たことがあり、いつもこの辺りの名物「とうじそば」を頼んでいましたが、今日は天ざるを注文。

こしがあって、美味しい蕎麦でした!

 

食事後は、山の中を下り、家まで帰りましたとさ。

 

2023年5月 妙義(群馬県) ソログランピング

久しぶりに、群馬県の温泉にでも行きたいな~と宿を探していたら、部屋の窓から妙義山(みょうぎさん)が望める比較的リーズナブルな温泉宿「妙義グリーンホテル&テラス」を発見。

妙義山といえば急峻で有名な山で、数年前に高速道路からその姿を眺め、いつか近くに行ってみたいなあと思っていたことを思い出しました。

興味津々で調べていたところ、このホテルにはおしゃれなグランピング施設が近くに併設されていることが分かりました。

グランピングって・・・ぼっちキャンプの番組は好きでよく見ていますが、自分にはあまり縁がないかなと思っていましたが、こちらは妙義山がよく見える絶好の場所にあり、一人でも(時期を選べば比較的)お安く泊まれそう!!そして施設が新しいので綺麗らしい・・・ということで、きゅうきょ、意を決してソログランピングに臨むことにしたのです。

しかしながら、キャンセルできる直前まで天気予報をチェックしつつ悩みました。

何しろ私は田舎育ちのくせに、虫が苦手!そして妙義山付近にはヤマビルが多く生息していることが分かり、本当に行って大丈夫なのか悩みました。

また、トイレが近いので、宿泊する場所とは別の建物にトイレがあることも不安でした。

しかし、天気がものすごく良さそうなことが分かり、虫もヤマビルも、夏よりは少ないだろうという予測を立て、肌を露出しない服装をすることにし、覚悟を決めて出かけてきました。

出かける直前まで、不安と期待が入り混じった気持ちでした。だけど一人旅に出る前って、いつもそんな感じかもしれない・・・今回は初めて体験するグランピングなので、なおさらかな!でも、わくわくしているね。

 

というわけで、出発した日は良いお天気。

高速道路は使わず、下道で向かいます。工事している場所が多く、片側通行で待つ時間が長かった・・・

途中、道の駅「マルメロの駅ながと」でランチ休憩。

ここで猫バス発見!カフェのようで、この日は道の駅の玄関の中で営業していました。

ここの食堂では、アイルランド産の本マグロが売りとのことで、ちょうど前日、同僚と本マグロについて話をしたばかりだった私は、ちょっと迷ってから、本マグロの赤身丼1,700円を注文。

つやつやしていました。これが本マグロのメニューの中で最も安かったんです。

刺身醤油が数種から選べたのですが、どれがおすすめか尋ねたところ、「若い人にはこれが人気です」と言われた醤油を選択。(若い人用のをすすめられたところで、にんまり!)

 

ランチの後は、車窓から蓼科山浅間山を眺めながらのドライブを続けます。

蓼科山にはまだ少し雪が残っている感じでした。

天気も良く、絶好のドライブ日和です。

途中には、数件の道の駅があり、帰りに寄って買い物をしようと誓いました。

 

そして午後3時前、チェックインをするためホテルに到着!

向かって左側に妙義山が見え、ゴルフ場も併設していました。

ここはしゃぶしゃぶバイキングと飲み放題付きでお安く泊まれるようなので、またいつか宿泊してみたいです。

そしてグランピングの場所へ移動!ホテルから車で5分くらい、ゴルフ場脇の林道を走ります。

おお~!西日で妙義山が霞んでいるものの、見晴らし最高の場所にテントが並んでいます。

こちらのレセプションテントでは、生ビール等のアルコールも含め、夜は9時までフリーでドリンクがいただけます。朝はアルコールはないとのこと。

写真は翌朝に撮ったもの。

そして共用シャワー棟もあり。使いませんでしたが、男女別で、のぞいたらとてもきれいでした。タオルもたくさん用意してありました。

共用トイレもとてもきれいでした。

そして今夜私が泊まる、エアストリームというトレーラーハウスのようなものが、こちら。トイレに近くて便利。

塀の向こうにはバーベキュースペース。

山の脇にありましたが、草がきれいに刈ってあり、とてもすっきりしていて、この時は虫も少なくて快適でした。

ハンモックもあります!

エアストリームの中。思ったよりもひろびろ。2人まで泊まれます。

ベッドの上には温泉に行く時持っていくバッグが置いてあります。エアコンも付いています。

ベッド横のカーテンを開けると妙義山

机にはランタンとケトル。大きな姿見もありました。

LAVAZZAのコーヒーマシンも!コーヒーもココアも飲めて、美味しかった・・・

冷蔵庫もあり、中には軽井沢ビールと水。サービスでいただけました。

缶ビールもいいけど、せっかくなのでレセプションテントから生ビールを持ってきて、バーベキュースペースでまったり。

西日がけっこうきつく、暑かったですが、エアストリームが日差しを遮ってくれました。ビールがうまい!!しばらく本を読んで過ごします。南国のような、にぎやかな鳥の鳴き声がずっとしていました。

夕食は5時に頼んでいましたが、4時半ころからスタッフさんが準備にきてくれました。バーベキューです。少し涼しくなってきたので、ビールから白ワインに切り替えました。

こちらがメニュー。焼き野菜は好きなものをレセプションテントから持ってきます。

お肉が豚肉と牛肉、ソーセージと色々あって食べ切れませんでした。

一番最初に焼いた豚肉です。板ごと焼いて燻製にする感じでした。

このマシンで焼きます。最初はスタッフさんが、使い方を教えてくれました。奥の建物はトイレです。

このスタッフさんが、とてもいい方で和みました。お話をきいたところ、梅雨くらいから、やはりヤマビルも姿を現すようです。半袖短パンのお子さんや、スタッフの中にも血を吸われた人がいるとのこと。良い時に来た!

デザートはプリンアラモード。コーヒーといただきました。左に写っている下仁田ねぎのドレッシングは、お土産にいただけました。おいしかったです!

肉の量が多く、若者向けのメニューですね。実際平日ということもあってか、若いカップルや女子旅風のお客さんが多かったです。

 

お腹がいっぱいになり、ハンモックから暮れ行く妙義山を眺めます。

隣では、まだジャガイモやベーコンを焼いているようです(会話が聞こえる)・・・たくさん食べられて、若いっていいねえ。

妙義山の真ん前には、こんなスペースもあります。

夜は、広場で焚火があり、マシュマロを焼いて食べることができるようです。私は参加しませんでしたが・・・

少し休んでから、夜7時半~9時半まで、ホテルへ送迎してくれるサービスがあるので、温泉に入ってきました。

写真はありませんが、少しぬるっとするお湯で、小さいながら露天風呂もありました。

この日は9時ころに眠くなり、そのまま寝てしまいました。

 

翌朝は地震で目が覚め、時計を見たら4時過ぎ。4時半ころ、窓の外を見ると朝焼けが始まっていました。

しばらく寝転がりながら眺めていましたが、部屋のマシンでココアを入れ、外に出てみました。

バーベキュースペースは一晩中明かりがついていたみたいです。虫が多い時期はちょっと大変だろうなあ。

しばらく朝焼けを堪能しました。

宿泊したエアストリームを妙義山側から眺めます。

タイヤ付近には小さな花が咲いていました。

朝ごはんの前に、自分で運転して、ホテルの温泉に入ってきました。昨夜は暗くて見えませんでしたが、大浴場からも妙義山がよく見えました。

戻ってくると、すっかり青空が広がっていました。

レセプションテントへ朝食の食材を取りに行きます。

道具も。

朝食メニュー。

自分で焼いて、盛り付けました。ちょっとビジュアルが微妙ですが、美味しかったです。

お腹もいっぱいになり、チェックアウト。

初めてのグランピングは天候に恵まれ、とても良い思い出になりました。

雨風とか、虫やヒルの多い時期はちょっと大変かもしれませんが、景色もよく、サービスもよく、時期を選べば割とリーズナブルに泊まれるようなので、おすすめです!夏は暑そうですが・・・そして、夜はスタッフがいないので、泊まっているのが自分一人だったらちょっと怖いかも。

 

この後は、妙義神社へ向かいます。中央には「大」の文字。

本当に、急な山だな~登山で落ちて亡くなった方も、たくさんいらっしゃるようです。

神社の鳥居。

参道脇にはお店や旅館がありました。

階段を上ります。

昔つくられたらしい階段です。新しい部分もありました。

長い、暑い・・・

着きました!

お参りして帰ってきました。ここから登山道にも行けるようでした。

興味はあるけど急そうだし、ヤマビルがいるからな・・・

麓の道の駅で、色々と買い物をしました。

お昼は、道の駅「女神の里 たてしな」でラーメンを食べて帰りました。

久しぶりの遠出、天候に恵まれて新しい世界を体験することもでき、とても満足しました!何より、無事に帰ってこられて感謝!

また出かけるぞ~!!

2023年3月 下諏訪(長野県) 女一人旅

春の兆しが見え始めた3月、4年ぶりに、宿場町 下諏訪の温泉に一人旅してきました!

 

今回泊まったのは、ぎん月(げつ)という旅館です。

しっかりしていそうな建物。駐車場は前にありました。

部屋はこんな感じ。角部屋でした。

サンルームみたいな場所がありました。

窓からの景色も、なかなか。遠くには諏訪湖が見えます。

トイレはサンルームの横に。

冷蔵庫には、黒曜石?の入った水が冷やしてあり、湯上りに嬉しかったです。ビールは持参。

さて、一休みしたら荷物を置いて、周囲をお散歩。

パン屋さんの前に、こんな自販機がありました。買ってみたい!

諏訪大社下社の春宮へ。

その奥にある、万治の石仏。相変わらず、素敵なお姿・・・!

梅がほころんでいました。

下諏訪では、至る所で温泉が湧いています。

フィンランド・ミッションというのが、日本で初めて宣教された場所という紹介がありました。

ここも泊まってみたい、鉄鉱泉本館という宿。

諏訪大社下社の秋宮。諏訪大社も、色々あるんです。

宿へ戻って、ひとっぷろ。露天風呂へ。

内風呂とは別の建物にあり、洗い場などはありませんが、源泉かけ流しでくつろげました。貸切ではありませんが、この時間は誰もいませんでした。

庭先には猫も現れましたよ。

そして内風呂へ。広くはなく、掛け流しではないけど、熱めで良いお湯でした。

夕飯は大広間で。

どれもおいしくて、お腹いっぱいになりました!

デザートのほうじ茶プリンも、おいしかった!

部屋の窓からは、隣の博物館?の時計のオブジェか何かがライトアップしたのが見えました。

寝る前にもう一度、温泉に入りましたが、夜は露天は有料の貸切となり、深夜は入れないようでした。

翌朝は土砂降りの雨。

温泉に入ってから、1階の喫茶のような場所で朝ごはん。

雨は止まないけど、歩いて秋宮前の新鶴(しんつる)という和菓子やさんへ。

名物の塩ようかん(激うまです!)と、和菓子を幾つか買いました。包み紙を開くとお花畑のようです。

公民館かな?途中で気になる建物を見つけました。青塚古墳(が宿場町にある)の前にあります。下諏訪は、歩いてみるとなかなか面白い街です。

下諏訪の蔵元、御湖鶴(みこつる)酒造にも寄って、直営店限定の生酒を買って帰りました。フレッシュで美味しかった!

家に着いたら雨も止み、現実が戻ってきましたが、下諏訪は温泉も良くてなかなか良い所なので、来年も冬にでも訪れたいなと思っています。

2023年1月 戸倉上山田温泉(長野県) 女一人旅

寒い日々が続く中、温かいお湯を求めて、戸倉上山田(とぐらかみやまだ)温泉で一泊してきました。

長野県千曲市にある温泉で、何度か立ち寄り入浴には行ったことがありましたが、泊まるのは初めてです。

住宅地の中にとても良い温泉が湧いていて、手ごろな値段で入れる温泉銭湯が多く、地元の人に愛されています。

私のお気に入りは、国民温泉という、レトロな湯船にエメラルドグリーンのお湯(日によって変わるかも)がかけ流される、とても素朴な雰囲気の銭湯ですが、今回は宿でしかお湯に入りませんでした。

 

宿泊するのは上山田ホテル。ちょっと変わった大浴場があるようなので、選んでみました。すぐ近くに足湯もあります。

割と大きめのホテルです。

中はフロントやレストランのある棟と、宿泊棟が分かれているようで、廊下とエレベーターを乗り継いで部屋まで向かいました。

建物の所々にステンドグラスがありました。温泉街にステンドグラスを作れる体験施設もあるようです。

寒い日だったので、廊下もちょっと寒かったです。

部屋は広々、清潔な角部屋でした。お水なども用意してくれており、必要なものはそろっていますが、特に寒い日だったので、なかなか暖まりませんでした。全館暖房です。

そして、外の景色は温泉街なので、まあそれほど良くはないと思います。

玄関。

その横に清潔なトイレ。

そして、狭めだけど檜風呂が付いていました。確認しなかったけど、まさか温泉が出るわけではないと思いますが・・・雰囲気あります!

少し休んでから、まずは1階の露天風呂へ!

脱衣所はちょっと寒かったですが、ヒーター付けたら暖まりました。

温泉はもちろん、源泉かけながし!

ほんのり硫黄の香りがする良いお湯で、すっかり長湯してしまいました。手前が熱め、奥がぬるめです。

最初は賑やかな先客がいましたが、すぐに上がったので、その後は独泉できました。

そして露天でありながら、洗い場の小屋がありました。

ピンぼけですが・・・中にはシャワーやせっけん類などがありました。

露天だけのお風呂の場合、洗い場がないか、あっても吹き曝しの所が多いと思うので、ここは暖かく体が洗えて助かりました!

露天でかなりゆっくりしたので、内湯に入るのは夕飯後でもいいかなと思ったのですが、時間があったので夕食前に大浴場にも入りました。建物の6階にあり、露天からは一度着替えて、エレベーターで向かいます。

大浴場には人がいたので写真が撮れず、じゃらんからお借りした写真が、こちら。

ちょっと雰囲気のある、広々した浴槽で、もちろん源泉かけ流し。それほど熱くなく、ゆっくり入っていられる感じでした。

6階には貸切の露天も2つあるのですが、1つは凍結のため使用できず、もう1つも高層階のため、かなり冷えるようだったので入りませんでした。

 

温泉の後は、夕食です。

広いレストランに仕切りがあり、半個室のようになった場所でいただきました。

飲み物も生ビールや地酒、オリジナルのカクテルなど、色々ありました。

料理もボリュームいっぱい!メインのすき焼きと、ニジマスの塩焼き。

れんこんのお饅頭?が入った茶碗蒸しと、山菜の天ぷら。

お酒は棚田という純米酒、500円。お手頃だと思いました。

かなりお腹がいっぱいになってしまい、釜めしが食べられるかとても心配でしたが、美味しかったので完食できました!カレー風味の、ピクルスのような漬物も、味噌汁も美味しかった・・・

デザートはノンアルコールシャンパンゼリー。さっぱりしていて、するりと入りました。

私的にはかなりボリュームがあったので、もう2~3品少なくても良いかと思いましたが、味付けはとても美味しかったです。

このホテルにはフレンチレストランもあり、一人ではプランがないようですが、複数名だとそちらのコース料理も選べるみたいで、気になります。

 

お腹いっぱいのまま、ごろごろし、もう一度露天風呂であたたまってから、この日は就寝しました。

周囲は飲み屋が多いので、声が気になる人もいるかもしれませんが、私は人の気配があった方が安心するタイプなので平気でした。

 

翌朝は大浴場で朝風呂を堪能してから、夜と同じ会場で朝ごはん。チェックインの時に、和食と洋食、どちらが良いかきかれます。なんとなく、和食の方が評判が良さそうなのでそちらにしてみました。

いろいろおかずがあって、食べ切れない!と思いましたが、何とか完食できました。おかゆが写っていますが、このほかにご飯の入ったおひつも用意されています。私はおかゆだけで精一杯でした。

サラダの下には、そばの麺を揚げたものが入っており、なかなか凝っています。

焼鮭も美味しかった・・・前の晩のごちそうが消化されておらず、苦しいですが、ドリップコーヒーも用意されていたので飲みました。

次また来られたら、洋食もいいな・・・でも、夕飯の量がちょっと多いなあ。

 

大きいホテルですが、職員の皆さんの感じもよく、きれいでゆっくりできました。

もちろんお湯は戸倉上山田温泉なので、間違いはありません。

売店で予約しておいた温泉まんじゅうもおいしく、駐車場も目の前にあったので安心かと思います。

自販機は高めで、普通のビールくらいしかありませんでした。

 

この日はお腹が一日中空かず、信州新町ジンギスカンを買って帰りました。

自宅からそれほど遠くないので、また秋冬に来たいなあと思っています。

2022年11月 小浅間山(長野県) 女一人登山

軽井沢の奥にあり、1時間半程度で登れ、隣に浅間山を眺められる小浅間山(こあさまやま)へ、晩秋のお手軽登山に行ってきました。

 

観光で有名な白糸の滝付近にある、峰の茶屋から登ります。

登山者用駐車スペースは少なく、いっぱいだったので茶屋の駐車場に有料1000円で停めさせてもらえました。高いと考える人もいるかもしれませんが、公衆トイレが閉鎖中で、お店のトイレもお借りできたので私は良かったと思います。

駐車場から望む浅間山(左)、小浅間山は右かな?

浅間山は火山なので、状況によっては隣の小浅間山にも入山できない時がありますが、この時は大丈夫でした。

火山観測所の横から登山道が始まります。この左にも別の道(車道?)があって、最初はちょっと分かりにくかった・・・

晩秋の雑木林は見晴らしもよく虫もいないので、快適でした。

途中、サイレンが建っていて、ちょうどお昼で大きく鳴ったので、「噴火か⁉」とびっくりしましたが・・・

しばらく歩くと、荒涼とした場所に出ます。

足元は火山の影響か、砂利。

浅間山の方向へ登っていきます。

振り返るとこんな感じ。砂利がけっこう滑って、片側は斜面になっているので、歩きづらい。登りはいいけど、下りが心配・・・

右手に見えてきたのが、小浅間山山頂?

どこから登ったらいいのか、ちょっと良く分からなかったけど・・・

大勢の人がお弁当を広げているのが見えたので、頂上だと分かりました。

頂上からは、お隣の浅間山がよく見えます。浅間山の方が高いです。

反対方向の、群馬県側を見晴るかす。なんとなく、私は存在感ある浅間山を見上げるよりも、こちらを眺める方が落ち着きました。

ここでカップラーメンを食べ、しばらく景色を楽しんでから下ることにします。

下りはやはり、けっこう怖かったです。小さい子供をおんぶして登っている人もいましたが、大変そうでした。

また、道中や頂上では、火山の観測をしていると思われる研究者?の人も見かけました。

往復で1時間半~2時間くらいなので、比較的お手軽な登山が楽しめるとは思いますが、砂利道のことを考えると、ちょっと大変だなと思いました。

 

下山後は、長野県小諸市の中棚荘という温泉宿に宿泊しました。

今回は比較的新しい部屋に泊まりました。あまり広くはありませんが、清潔で快適に過ごせました。

実は10年以上前に、母と泊まったことがありますが、その時は部屋に炬燵があり、温泉を入れた湯たんぽも用意していただいたのですが、コロナの影響かこの時はありませんでした。

お茶請け。

水道からは温泉が出ます!硫黄の香りがします。

冷蔵庫には冷えた温泉水が入っていました。

トイレもきれい。

このタオルが、丁子で染めてあって、なかなかいい感じなんです。

モンベルのはんてんもあります。

館内は古い建物で、バリアフリーではありません。

お風呂は渡り廊下というか、階段を上り降りしなくてはなりません。

お風呂は撮影禁止ですが、この時期はりんごがぷかぷか浮いていて、脱衣所は浴槽のすぐ隣にあり、畳敷きの雰囲気ある浴場です。

湯上りはロビー付近の喫茶コーナーで生ビールをいただきました。おつまみに割れせんべいも購入しました。

薪ストーブがありましたが、遅い時間はあまり燃えていなかったので、ちょっと寂しかった・・・本や漫画がいろいろ置いてあったので、読ませてもらいました。

夕食はいったん建物を出て、隣の、より古い建物の部屋でいただきました。個室ではないですが、部屋ごとに何組かが入り、衝立が建っています。

この宿ではワイナリーもやっていて、そちらのワインもグラスでいろいろ頼めたので、いただきました。おいしかった!

前回来た時には、まだそんなに種類がなかったような気がします。

いわゆる温泉宿の食事という感じではなく、基本的には鍋物とかはなくて、懐石のような感じです。お酒を楽しみながら食べたい人には良いと思います。私には量は十分で、とても美味しくいただきました。

お腹いっぱいになってしまったので、締めの栗ごはんはおにぎりにしてもらいました。

朝ごはんも同じ場所で。とろろご飯です。他にもいろいろおかずがあって、美味しかった!

ちなみに朝食のでは、りんごジュースか、やぎのミルクが選べるのですが、こちらの宿では敷地内にやぎを飼っています。

以前来た時には、何頭かが木につながれているだけだったような気がしますが、頭数も増えて設備も充実していました。

子ヤギがかわいかった!近くに行くと寄ってきます。

前回来た時には、雄ヤギから頭突きを受け、太ももにあざができてしまったのでした。今回は雄ヤギは見当たりませんでしたが、お気を付けください!

鶏もいました。朝、鳴き声がしたもんな~

他にも、ぶらんこがあったり・・・

こんな、おしゃれくつろぎスペースができたりと、屋外もパワーアップしていました。

朝食後は喫茶で温泉コーヒーをいただき、チェックアウト。

雷電くるみの里という、道の駅に寄りました。

ここは江戸時代の大物力士、雷電の生まれた場所なのです。

ちらほらと外国人観光客の姿も見かけ、コロナの影響も薄まってきたのかなと感じました。

今回はこれでおしまい!

次はどんな旅ができるかな・・・

2022年10月 鷲ヶ峰(長野県) 女一人登山

霧ヶ峰は手軽に登れる車山や、八島湿原が有名ですが、鷲ヶ峰(わしがみね)という、お手軽登山に良さそうな山を知ったので、登ってきました。

麓にある鷲ヶ峰ひゅってという宿は、フランス料理を出してくれるらしく、いつか泊まってみたい憧れの宿ですが、今回は日帰りです。

往復1時間半~2時間くらいでした。

 

今回は、八島湿原駐車場に車を停めて登ります。

この時は風が強く、雲も多くて少し肌寒かったです。

八島湿原方面へ歩きます。蓼科山がのぞいていますね・・・

湿原を回るコースと別に、鷲ヶ峰へ上るコースがありました。

アザミのような花に、蝶がとまっていました。風が強くて大変・・・

茂みの中の道を登っていきます。前回の美ヶ原登山とは違い、木々が少なく、秋なので虫が少なく、ちょっとほっとしました。

鹿が湿原方面へ入らないように設けられているゲートをくぐります。

その向こうに見えるのが鷲ヶ峰・・・ではなく、あの峰の向こうに頂上があるようです。

登るにつれて、振り返ると蓼科山八ヶ岳の姿がどんどん見えてきます。

駐車場を見下ろしたところです。

富士山も見えてきました!

目指す鷲ヶ峰はあれかな?

稜線の道が気持ちいい!

花が咲いていました。

左奥が、鷲ヶ峰。天空の散歩道といったところ?

頂上に着きました!

中央が美ヶ原、左は三ツ峰山かな?

蓼科山八ヶ岳、富士山の競演。

諏訪湖も見えました。

頂上にはけっこう人がいたので、しばらく眺めを楽しんでから下りました。

少し下ったところに、石が積まれたちょっとした広場があったので、ここでお昼にします。

今日は、あっさりおいしいシーフードヌードル。やっぱり普通のカップヌードルの方が、美味しい気がする・・・

ここでは岡山から来たという親子連れ(確か80歳くらいのお母さんと、娘さん)と一緒になり、写真を撮りあったり、少しお話ししました。

毎年、長野県までドライブで来ているそうです。

そして登山・・・すごいなあ!

しばらく食休みしてから、湿原まで戻ってきました。

湿原にはこんな木道があるようです。また歩いてみようっと。

そういえばこの数日前に、この周辺で行方不明になった女性がいましたが、無事見つかったとのニュースがありました。天候によってはちょっと迷いやすいのかもしれません。

駐車場まで戻り、鷲ヶ峰方面を見上げたところです。この時には風も止み、青空が広がっていました。

最初は風が強く、登山日和ではないのかなとも思いましたが、天候も回復し、富士山もよく見えたのでとてもラッキーでした。

手軽に登れて景色も良かったので、ここにはまた来たい!

それにしても蓼科山は、この辺りではどこでも見えて、シンボルのような山だなと、あらためて思いました。

あそこに登ったんだな・・・来年も色々な場所に行こう!

2022年9月 美ヶ原(長野県)② 女一人登山

9月初旬に美ヶ原を歩いてきましたが、今度は麓の三城牧場から登って美ヶ原を目指してみたいと思い、9月下旬に出かけてきました。

 

朝の三城牧場の登山者用駐車場。いい天気!有料のトイレもありました。

三城牧場の売店です。帰りにソフトクリームを食べる予定!

売店左に、登山道の入り口がありました。百曲がりという、つづら折りのコースです。

森の中、キャンプ場の中を通ります。キャンプ場ではけっこう宿泊している人がいて、静かにして下さいとの看板もありました。

沢沿い・・・というか、沢の中を歩くような道もありました。台風の後なので、枝が落ちていたり、水も多かったのかもしれません。

この辺までは良かったんですけどね・・・途中、あることに気づいてしまいました。

写真では確認できないと思いますが、足元に、幼虫のような虫が無数にうごめいていることに、気づいてしまってからは、恐怖でした!!!

最初はその場所だけだと思い、少しでも早く通り過ぎようと走ったりしていましたが、多い・少ない場所はあるものの、虫は全体的に足元にいるような感じでした。

広小場という、開けた場所に出たときは、足元が草原で、一時的に虫はいない感じでしたが・・・

その後、再び樹林帯に入ると、また虫だらけの道が待っていました。

あまりの恐怖で、ここからは走って登ったので、しばらくは写真が撮れませんでした。

途中、転んでペットボトルを落としたことに気づかず、半泣きで拾いに戻ったこともありました・・・

標高の高い場所に出て、木々がなくなって来たところで、やっと虫もいなくなり、安心して歩けるようになって撮った写真です。

こんなに恐怖を感じた登山は、今までなかった位の壮絶な虫の量でした!!!

すれ違った他の登山者の人たちの中にも、「うわ、ここにもいっぱいいる!」とか、叫んでいた人もいました。

ずっと緊張していたので、見晴らしの良い場所で長めに休憩し、息を整えてから、茶臼山方面へ行ってみることにします。

下の写真の手前右が茶臼山で、美ヶ原からちょっと足を延ばして登れます。奥の左に蓼科山も見えています。

牧場の中を歩いていきます。

牛って笹も食べるんだね。

足元に咲いていた花。

笹をかき分けるような道も歩いて、そう長くない時間で茶臼山頂上に着きました。

蓼科山八ヶ岳の山々、そしてその右には・・・

うっすらと富士山が!!

諏訪湖荒船山も見えました。

ここでお昼(いつものカップラーメンとおにぎり)を食べて、美ヶ原方面へ戻ります。

北アルプスが、前回よりきれいに見えました。

とても良い天気だったのですが、何しろ登山道の虫のことがずっと気になっており・・・復路は別の道を下りようかとも思ったのですが、そちらには虫がいないという確証はないと考え・・・苦渋の決断で、同じ道を戻ることにしました。

下りは危なくない程度にあまり足元を見ないようにし、同じ方面を行くおじさんの後を追いかけるように、駆け下りました。

虫たちは水に流されて、死んでいるものが多い感じでしたが、やはりたくさんいたように思います。

おかげでコースタイム的には私としては、かなり早かったのですが、とても緊張したので、三城牧場まで降りて来た時には、とても疲れていました。

予定通り、ソフトクリームでお疲れ会をしました。

登山道としては、手軽に登れて危ない所のない、良いコースだと思いましたが、とにかく虫が多かったことに驚いてしまったので、当分は再訪なしかな・・・他にもルートはあるけどね。たまたまたくさんいる時期に当たってしまったのかもしれないけど。

でも、美ヶ原はやっぱりいい所だと思いました!