こっそり女一人旅

時々出かける一人旅の記録

2018年8月 シンガポール 女一人旅① 1日目

それまで気にとめたことがなかったのに、ある事柄が何かのタイミングで、急に気になってしまうことってありますよね。私にとっては、シンガポールがそうでした。

昨年の夏、ロイヤルホストシンガポールフェアがやっていて、以前からシンガポールのチキンライスが食べたいと思っていた私は食べに行ったんです。その時、メニューにシンガポール航空のことが書かれていました。その後、何となく気になって調べたら、シンガポール航空はすごく評判が良くて、CAさんの制服が民族衣装ぽいことや、シンガポール発祥のカクテルが機内で飲めることなどが分かりました。そして、シンガポールを訪れた皆さんのブログなどを見ているうちに、すっかり行きたくなってしまいました。

そういえば、アメリカのトランプ大統領北朝鮮の金総書記とシンガポールで会談した後で、何かと話題もあったんだと思います。また、治安が良いことは知っていましたが、フードコート等の外食文化が根付いていて、一人旅でも食事に困らなそうだなと思ったことも大きいです。

というわけで、夏休みに一人、初めての東南アジアへ旅立つことになったのでした

 

いざ、シンガポール

午後に成田空港を出発し、夜にシンガポールへ着く便でした。航空会社はもちろんシンガポール航空。実は胃腸の調子があまり良くなく、成田空港内ではお腹にやさしいうどんを食べてから出発しました。

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クラフトビールも飲める店だったみたいで、欧米の人たちが大勢飲んでいました。

機内食には早速、チキンライスが出ました。なかなかおいしかったです!奥にあるピンク色の飲み物が、シンガポールスリングというシンガポール発祥のカクテルです。もとみたいのがあって、薄めて作ってくれました。甘めでおいしいです。

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写真には写っていませんが、デザートにはハーゲンダッツのアイスクリームが出ました。

夜9時前にチャンギ国際空港に到着し、MRTでホテルのあるラベンダー駅まで移動します。MRTはきれいで、切符の発券機の所には係のおばさんがいて、買い方を教えてくれました。車内には褐色の肌をした人も多く乗っていて、異国に来たことを実感しました。

ラベンダー駅までは乗換1回で、30分くらい乗ったかな?駅直結のV Hotel Lavender(ヴイ・ホテル・ラヴェンダー)を2泊、予約していました。女一人旅で初めての場所に行く時は、交通の便の良いホテルに泊まるようにしています。駅周辺にはお店もあり、夜とはいえそれなりに賑わっていました。

ホテルの部屋はこんな感じ。

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広くはないけどダブルベッドで、シャワー(バスタブなし)とトイレが付いています。2泊で25,000円強でした。海外に行って思うのは、日本のビジネスホテルみたいな、狭くて良いので個室で、部屋にバスタブがあって、安くて・・・というちょうどいいホテルは、なかなかないんだなということです。特にシンガポールは宿泊費が高いらしいですが、このお値段ならまあまあかなと思い、予約しました。

翌日撮った、窓からの景色はこんな感じ。

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ちなみにこのホテルは中庭に面した部屋と外向きの部屋があり、圧迫感があるかと思い、外向きの部屋をリクエストしました。確か、値段がちょっと違ったと思います。

泳いでいませんが、雰囲気の良いプールもありました。。コインランドリーもあり、利用しましたが、乾燥機は見つけられませんでした。

なかなかいいホテルだと・・・思ったんですけどね。チェックインの時、大型ホテルだから大勢の人で賑わっているな・・・とも。でも、初日の夜、疲れたのでベッドに入って寝ようとしていると、夜中の12時過ぎに、廊下で子供たちが騒いでいたんです。うるさいなと思っていると、それぞれの部屋には呼び鈴みたいなベルが付いていたんですが、私の部屋をピンポンダッシュして、笑いながら走って行くんです!しかも何度もやったあげく、部屋のドアをドンドンたたいたり、やりたい放題でした。親は何をしているのか!?どなってやろうかとも思ったんですが、ここは海外!女一人旅だし用心しなくてはいけません。そこでおとなしくフロントに電話をかけ、つたない英語で条件を伝えました。分かりました、確認しますと言ってくれましたが、なかなか収まらず・・・その夜はよく眠れませんでした。

そして翌朝、また私の部屋のドアを激しくノックしてくる輩がいるではないですか!のぞいてみると、褐色の肌をしたおじさんが、赤ちゃんを抱いて立っていました。ああ、これは部屋を間違えているなと思い、防犯上は正解ではないんでしょうが、ドアを開け、どなたですか?と言いました。するとおじさんはやはり驚いたようで、すみませんでした、みたいな感じで去っていきました。昨夜の子供たちも、同じ一族だったのかもしれません。

この後は②に続きます。