こっそり女一人旅

時々出かける一人旅の記録

2022年6月 高見石(長野県・北八ヶ岳) 女一人登山

5月に訪れた蓼科旅行で八ヶ岳を見て、登ってみたいと強く思ったわたくし・・・まずは歩く距離が少ない、北八ヶ岳の高見石(たかみいし)という初心者向けの山に登ってみることにしました。

 

というわけで梅雨の晴れ間、高見石最寄りの白駒池の駐車場にやってきました。

有料で、160台停められるようですが天気も良かったのでけっこういっぱいでした。寄付制のトイレの隣にはお土産やさんがあり、登山届もここで出します。

ここから白駒池は徒歩で15分くらい。登山目的ではない観光客のような人たちも大勢いました。

苔の森の中に道があります。

高見石へ上るには、白駒池の手前で曲がるか、池のほとりの白駒荘という山小屋を超えたあたりで曲がるかのどちらかです。

池の手前の道の方がゆるやかということで、今回はそちらから上ることにしました。

少し登山道ぽくなってきました。

水分をとりつつ休憩しながら登り、30分くらいで高見石小屋が見えてきました。

けっこう人がいました。

ランプの小屋だそうで、中をのぞいたらけっこういい雰囲気でした。

揚げパンが名物との情報を得ていたので、さっそく注文!何種類かあって、好きなものを選んでコーヒーとセットにしてもらいました。ココアとチーズだったかな?暑い日だったけどおいしかったです。

おみやげに手ぬぐいも購入し、小屋の隣にある頂上に登ることにしました。建物の間に人が立っている場所がありますが、その辺りから登るようです。

岩がごろごろで、登りにくい!ちょっと挫折しそうでしたが・・・

頑張ったら、こんな景色が!!

神秘的な白駒池が!

北にはちょこんと、蓼科山がのぞいています。

実は頂上は、もう少し右にあるようでしたが、私はもう、ここでいいかなと思い行きませんでした。

ごろごろした岩を降りるのも一苦労でしたが、そんなに長い距離ではないので大丈夫でした。

さて、下りは登りとは別の、白駒荘の横に降りる道を選びました。

30分くらいで池のほとりまで降りられましたが、岩がごろごろしている道なので、登りでこちらを通るのはちょっと大変かも。

せっかくなので白駒池の周りをぐるりと歩いてみることにしました。

苔の森ウォッチングをしている人がけっこういました。

ボート乗り場なんかもありました。

ボート乗り場の前には、青苔荘(せいたいそう)という山小屋があり、食事もできるようでした。

駐車場に戻ると雨が降ってきました。車の中で、持ってきたおにぎりを食べ、少し雨宿り。

この後どうしようか少し考えて、少し下った場所にある、麦草(むぎくさ)ヒュッテに車で移動しました。

ヒュッテの前からも、歩いて白駒池に行く道があります。

中には売店と喫茶があり、昼時は過ぎていたので空いていました。

お腹は空いていませんでしたが、手作りのかぼちゃプリンが美味しそうだったので注文。けっこう大きくて食べ応えがありました。味はもちろん美味しかった!

ここでも手ぬぐいと、ヒュッテの地下水で作った「麦草エール」というビールを購入しました。そしてトイレをお借りしましたが、とてもきれいでした。

この後は、まだ早い時間でしたがこの日の宿に移動。

夕食後に撮った写真なので暗いですが、リゾートホテル蓼科という温泉があるホテルです。

部屋は改装したばかりできれいでした。

小上がりみたいな所に布団が敷いてあります。

ユニットバスを改装したと思われる、狭いけど機能的なシャワーブースとトイレ。トイレの奥にシャワーブースと洗面がありました。ちょっと使いにくいけど、清潔感はあります。

窓からの眺望はあまり望めませんが、明るい部屋で、エアコンもあって快適でした。テレビはBSも見られましたが、映らないチャンネルもありました。

少し休んでから温泉に入りに行きましたが、部屋からは少し遠く、健康ランドのような雰囲気の浴場でした。

途中、外には大きなプールが見え、夏はなかなか良さそうです。

さて、夕飯はバイキングでした。

種類はあまりなかったですが、ステーキもありました。カレーも大人向けの味でおいしかったです。涼しかったのでビールはあまり進まず・・・飲み物の値段はちょっと高めだったかな。

好きな席を選べましたが、窓から蓼科湖が(木の柵の向こうに)見えました。ツバメがたくさん飛んでいましたが、ねぐらがあるのかなあ。

夕食後、まだ明るいのでホテルの周りを散歩してみました。裏には蓼科湖が。

公園になっていて、彫刻もいろいろ。

ちょうどホテルの裏手に公園があります。

いつもは温泉に来ると夜遅い時間にも入りますが、明日は北横岳に登る予定なので、この日は早く寝ることにしました。