軽井沢の奥にあり、1時間半程度で登れ、隣に浅間山を眺められる小浅間山(こあさまやま)へ、晩秋のお手軽登山に行ってきました。
観光で有名な白糸の滝付近にある、峰の茶屋から登ります。
登山者用駐車スペースは少なく、いっぱいだったので茶屋の駐車場に有料1000円で停めさせてもらえました。高いと考える人もいるかもしれませんが、公衆トイレが閉鎖中で、お店のトイレもお借りできたので私は良かったと思います。
浅間山は火山なので、状況によっては隣の小浅間山にも入山できない時がありますが、この時は大丈夫でした。
火山観測所の横から登山道が始まります。この左にも別の道(車道?)があって、最初はちょっと分かりにくかった・・・
晩秋の雑木林は見晴らしもよく虫もいないので、快適でした。
途中、サイレンが建っていて、ちょうどお昼で大きく鳴ったので、「噴火か⁉」とびっくりしましたが・・・
しばらく歩くと、荒涼とした場所に出ます。
足元は火山の影響か、砂利。
小浅間山の方向へ登っていきます。
振り返るとこんな感じ。砂利がけっこう滑って、片側は斜面になっているので、歩きづらい。登りはいいけど、下りが心配・・・
右手に見えてきたのが、小浅間山山頂?
どこから登ったらいいのか、ちょっと良く分からなかったけど・・・
大勢の人がお弁当を広げているのが見えたので、頂上だと分かりました。
頂上からは、お隣の浅間山がよく見えます。浅間山の方が高いです。
反対方向の、群馬県側を見晴るかす。なんとなく、私は存在感ある浅間山を見上げるよりも、こちらを眺める方が落ち着きました。
ここでカップラーメンを食べ、しばらく景色を楽しんでから下ることにします。
下りはやはり、けっこう怖かったです。小さい子供をおんぶして登っている人もいましたが、大変そうでした。
また、道中や頂上では、火山の観測をしていると思われる研究者?の人も見かけました。
往復で1時間半~2時間くらいなので、比較的お手軽な登山が楽しめるとは思いますが、砂利道のことを考えると、ちょっと大変だなと思いました。
下山後は、長野県小諸市の中棚荘という温泉宿に宿泊しました。
今回は比較的新しい部屋に泊まりました。あまり広くはありませんが、清潔で快適に過ごせました。
実は10年以上前に、母と泊まったことがありますが、その時は部屋に炬燵があり、温泉を入れた湯たんぽも用意していただいたのですが、コロナの影響かこの時はありませんでした。
お茶請け。
水道からは温泉が出ます!硫黄の香りがします。
冷蔵庫には冷えた温泉水が入っていました。
トイレもきれい。
このタオルが、丁子で染めてあって、なかなかいい感じなんです。
モンベルのはんてんもあります。
館内は古い建物で、バリアフリーではありません。
お風呂は渡り廊下というか、階段を上り降りしなくてはなりません。
お風呂は撮影禁止ですが、この時期はりんごがぷかぷか浮いていて、脱衣所は浴槽のすぐ隣にあり、畳敷きの雰囲気ある浴場です。
湯上りはロビー付近の喫茶コーナーで生ビールをいただきました。おつまみに割れせんべいも購入しました。
薪ストーブがありましたが、遅い時間はあまり燃えていなかったので、ちょっと寂しかった・・・本や漫画がいろいろ置いてあったので、読ませてもらいました。
夕食はいったん建物を出て、隣の、より古い建物の部屋でいただきました。個室ではないですが、部屋ごとに何組かが入り、衝立が建っています。
この宿ではワイナリーもやっていて、そちらのワインもグラスでいろいろ頼めたので、いただきました。おいしかった!
前回来た時には、まだそんなに種類がなかったような気がします。
いわゆる温泉宿の食事という感じではなく、基本的には鍋物とかはなくて、懐石のような感じです。お酒を楽しみながら食べたい人には良いと思います。私には量は十分で、とても美味しくいただきました。
お腹いっぱいになってしまったので、締めの栗ごはんはおにぎりにしてもらいました。
朝ごはんも同じ場所で。とろろご飯です。他にもいろいろおかずがあって、美味しかった!
ちなみに朝食のでは、りんごジュースか、やぎのミルクが選べるのですが、こちらの宿では敷地内にやぎを飼っています。
以前来た時には、何頭かが木につながれているだけだったような気がしますが、頭数も増えて設備も充実していました。
子ヤギがかわいかった!近くに行くと寄ってきます。
前回来た時には、雄ヤギから頭突きを受け、太ももにあざができてしまったのでした。今回は雄ヤギは見当たりませんでしたが、お気を付けください!
鶏もいました。朝、鳴き声がしたもんな~
他にも、ぶらんこがあったり・・・
こんな、おしゃれくつろぎスペースができたりと、屋外もパワーアップしていました。
朝食後は喫茶で温泉コーヒーをいただき、チェックアウト。
雷電くるみの里という、道の駅に寄りました。
ここは江戸時代の大物力士、雷電の生まれた場所なのです。
ちらほらと外国人観光客の姿も見かけ、コロナの影響も薄まってきたのかなと感じました。
今回はこれでおしまい!
次はどんな旅ができるかな・・・