こっそり女一人旅

時々出かける一人旅の記録

2022年8月 硫黄岳(長野県・南八ヶ岳) 女一人登山

前回行った蓼科山よりも少しコースタイムは長いですが、登山道はより楽しそうな?硫黄岳(いおうだけ)に登ってみることにしました!

早起きして、朝7時ころに桜平(中)という駐車場に到着。未舗装の道で、ちょっと大変でした。トイレはコロナ対策で閉まっていました。

登山口まで600メートル歩きます。もう一つ上に、より近い駐車場があるようですが、台数が少なく心配だったのです。

登山口。ここから徒歩30分の夏沢鉱泉までは、宿の車は通れるようです。

ゲートをくぐって。この時点では晴れています。

沢沿いの道を進みます。水がきれい。

夏沢鉱泉までは、業務用車両が通れるような道です。

ちょっと山道ぽくなってきました。

夏沢鉱泉です。トイレを100円で借りました。朝なので、若いスタッフさんたちが忙しそうでした。車で色々下ろすところだったようです。

ここからは車が通れない樹林帯の山道です。やはり沢沿い。

途中、落石注意で立ち止まってはいけない場所も数か所ありましたが、休憩しながら登り、ちょっと平坦な場所に出ました。

しばらく行くとオーレン小屋という山小屋に出ました。ここも夏沢鉱泉同様、お風呂があるそうで、食事も美味しく個室もあるらしいので、そのうち泊まってみたいなあ。登山口からそんなに離れていないですが・・・

ここからまた20分ほど樹林帯を歩くと・・・

夏沢峠です。ガスっています。ヒュッテ夏沢と山びこ荘という山小屋がありますが、閉まっていてトイレも使えないようでした。

景色は見えませんが、ここで持ってきたおにぎりを一つ食べて休憩しました。

ここから40分ほど東へ下ると、本沢温泉。確か、日本で一番高地の野天風呂があるんだっけ?行ってみたいなあ・・・

硫黄岳に登り始め、振り返ると青い屋根の小屋が見えました。どの小屋かな?

ああ、ガスっている・・・手前は箕冠山(みかぶりやま)で、左奥にちょこんと見えているのは、もしかして西天狗かな?天狗岳も登ってみたいんだよなあ。

途中、小さな花が咲いていました。

左は爆裂火口で崖になっているようですが、よく見えません。

ケルンに導かれて登ります。

蓼科山ほど大きくはないけど、夏沢峠から岩場を1時間ほど登って、頂上に着きました。やっぱり岩はちょっと怖いなあ・・・疲れるわ。下りだったらもっと嫌かも。

絶賛ガスっていますが、広い頂上ではたくさんの人が休憩していました。夏休みなので家族連れもいました。

私もカップヌードルミニと、おにぎりでランチ。食後はコーヒーで一服しました。

ここにもかわいい花が咲いています。

ちょっとガスが流れると、硫黄岳山荘から、横岳へと続く道が見えました。

道に沿ってケルンが建っています。

晴れていたら絶景なんだろうなあと思い、1時間ほどのんびり過ごしましたが、結局ガスは晴れず。でも風がなく過ごしやすい気候だったのはありがたく、ゆっくりできました。

帰りはオーレン小屋まで、別ルートで降ります。

岩場は少し、ちょっとザレた場所があって滑りそうな部分も多少ありました。

やがて樹林帯に入り・・・

苔の森を下ります。

オーレン小屋のキャンプ場に着きました。けっこう泊まっている人がいるようでした。

小屋ではトイレを200円で借り、少し休憩しました。

遅めの昼ご飯を取っている人もたくさんいて、どうやらボルシチが名物のようです。いつか食べてみたいものだ。

休憩後は朝、登ってきた道を戻りますが、来るときには気づかなかった、きれいな沢がありました。苔の付いた岩が抹茶風味の生チョコのようだ・・・

登ってくる時は、森を見る余裕がなかったなあ。

夏沢鉱泉の近くで。

沢がなんとなく赤いのは、鉄が入っているのかな?この水を沸かして入る鉱泉なのかなあ。

森歩きは最後まで続きます。

登山口まで来たら、晴れていました。山の天気は難しいなあ・・・

 

さて、無事に下山したら、そのまま以前にも泊まったことがあるホテルに泊まりました。

前回とは反対向きの造りの部屋です。

夏限定のクラフトビールと、微発泡のお酒を売店で購入し、一人で打ち上げです。

夕食は前回同様、部屋でお弁当。食べ切れませんでした・・・

朝食もお弁当。前回は洋食でしたが、今回は和食にしてみました。

登山の後、ゆっくりできて良かったのですが、ちょっと期待が大きかったので、残念なこともあったかな・・・でも、やはりいいホテルです。

混んでいたので温泉は1回しか入りませんでしたが、またゆっくりしに来たいと思いました。

 

硫黄岳も、私でもちゃんと日帰りできる山だということが今回分かったので、また天気の良い時にリベンジしたいと思います。

今年は私なりに色々と八ヶ岳の山に登りましたが、入門編というところでしょうか。また研究して体力も付けて、色々なコースを登ってみたいなあと感じました。