こっそり女一人旅

時々出かける一人旅の記録

2022年8月 蓼科山(長野県・北八ヶ岳) 女一人登山

6月になんちゃって登山で訪れた、北八ヶ岳

その時にも、その前からも、この辺りを訪れるといつも必ず目に入っていた、蓼科山(たてしなやま)。

今回はとうとう、その山に登ってみることにしました。

調べてみると、そんなに長時間のコースタイムではないのですが、急登でけっこうきついようなので、実はちょっと心配でした。

前泊することにして、麓の女神湖近くのペンションにチェックイン。

アットホームな感じで、かわいい部屋でした。

夕方、女神湖付近をちょっと散歩しました。

翌日登る予定の蓼科山は雲を被っています。

ペンションの部屋にはユニットバスが付いていたのですが、貸し切りのゆったりしたお風呂があり、利用させてもらいました。やっぱり広いお風呂は良い!

夕飯はコースでボリュームがあって美味しかったのですが、蓼科牛のステーキを食べたところで、普段、脂ののった肉をあまり食べないせいか、お腹がおかしくなってしまい、料理を途中でキャンセルさせてもらいました。

そして夜中にお腹が痛くなってしまい、うんうんうなりながらベッドで過ごすはめに・・・翌日登山をしていいものか、本当に悩みましたが、朝にはなんとか回復したので、予定通り登ることにしました。

と言っても本調子ではないので、朝食もけっこう残してしまい、宿の方に申し訳なかったです。胃腸の弱い自分がうらめしい・・・

 

とにもかくにも、七合目登山口という、最も短いコースの登山口へ向かいます。

山がご神体ということでしょうか。鳥居があります。

平日の朝8時過ぎでしたが、けっこう車が停まっていました。ちょうど下って来た人が場所を空けてくれたので、近い場所に停めることができました。

トイレもあり、和式で、紙はありました。

鳥居をくぐって、登り始めは森の中。

段々ガレてきました。やはりけっこうな登りです。

振り返っても、景色はあまり見えない・・・

ガレ場と倒木が続きます。

将軍平という平地に到着。小屋は蓼科山荘。お土産も売っています。

ここからは岩登り・・・

振り返るとこんな感じ。

夏休み期間なので親子連れやご夫婦など、大勢登っていました。下るときには犬連れの人もいましたが、一応ペット禁止のようでした。犬はスイスイ登っていましたよ・・・

私はヒイヒイ言いながら、蓼科山頂ヒュッテに到着!

一面岩場の山頂はガスっています・・・晴れていれば独立峰なので、360度の絶景らしいのですが、残念!

山頂には祠もあり、お参りしてきました。

岩の間に、黄色い花が咲いていました。

ちょっと寒く、お腹に少し何か入れたかったのですが、これから岩場を下ることを考えると、ここで昼食にするのはちょっと心配だったのと、お腹の具合を考えて、蓼科山頂ヒュッテでココアを注文。

マグカップイッタラでした。かわいい!あったまった・・・他にも台湾式のおかゆだかお茶だか、興味深いメニューもありました。

暖まったところで、元気を出して下ることにします。

緊張しながら岩場を下り、将軍平の蓼科山荘前で昼食をとることにしました。

蓼科山に登るとお話ししたら、ペンションの方がご好意で作ってくれた、おにぎり弁当です!

(食べかけで汚く、ごめんなさい・・・)

あっさりしていて心がこもっていて、美味しかった!

さて、元気を出して下りますよ。

ガレ場は滑って歩きにくいけど、女神湖が見えてちょっとテンションが上がりました。

途中でちょっと雨がパラついたり、お腹の具合が心配だったので、水分や間食を(おにぎりは食べたけど)あまりしなかったせいか、最後は足がつってしまい、ちょっとつらかったけど、なんとか無事に下山しました!

下る途中で、まだ登ってくる人がいて、大丈夫かなあと思いましたが、小屋に泊まる人なのかなあ。

ガスっていたのと、お腹の調子が悪かったことで、あまり楽しい感じはしなかったけど、晴れていたらまた印象が違ったんだろうなあ。

帰り道、蓼科牧場脇の、もうもうというお店でソフトクリームをたべようかと迷ったけど、混んでいたし、お腹も心配だったのでやめました。

見上げると、蓼科山の雲は晴れているような・・・?

ちなみに今回の自分土産は、蓼科山頂ヒュッテのバンダナと、蓼科山荘の手ぬぐいでした。

歩行時間がそんなに長くなく、私でも日帰りできる山がまだ他にもあるようなので、また八ヶ岳を訪れてみたいと思っています!