こっそり女一人旅

時々出かける一人旅の記録

2022年9月 美ヶ原(長野県)① 女一人登山?

天気の良い日が続き、連休じゃないけどどこか日帰りで歩きたいな・・・と思いついたのが、美ヶ原でした。

これまで何度かドライブで訪れたことはありましたが、まともに歩くのは初めて。

標高差が少なく、整備された砂利道が多いので、登山とは言い難いかもしれませんが、日本百名山であります。

 

まずはビーナスラインをドライブし、山本小屋ふるさと館へ。

ここからは広々した牧草地帯を歩きます。

8月に登った蓼科山も見えました。頂上はガスっているようです。

しばらく歩くと、道迷い防止のしるべにもなるという、美しの塔が・・・

王ヶ頭ホテルも見えます。

牛がたくさん放牧中。秋に里へ下ろされるようです。肉牛も乳牛も入り混じっているのかな。

途中にあったトイレ。

塩くれ場という、かつて牛に塩を与えていたという場所あたりに、王ヶ頭ホテル方面への広々した道と、アルプス展望コースという登山道への分岐があります。

私は登山道の方へ向かいました。

登山道と言っても、なかなかゆるやかな感じもしつつ・・・

左側はガレています。

王ヶ頭ホテルが要塞のよう。この日はお休みでした。

この辺りは、板みたいな形状の岩がある地形なんですね。

見上げると、雲が何だかかっこよかった!

笹の茂った道を歩いていきます。

あの辺りが、目指す王ヶ鼻かなあ?

しばらくすると車道のような道に出て、そこを歩き、また脇に入って・・・王ヶ鼻という、見晴らしの良い場所に着きました。

下はすぐ崖なので、なかなかスリルがあり、仏さまもたくさんいらっしゃいました。

北アルプスの眺めが良い場所のようなのですが、この日は見えず。

しかし、沸き立つ雲がなかなか雰囲気あります。

絶景を前に、昼ごはん。カップヌードルミニの味噌味がお気に入り。エビマヨおにぎりも!

しかし食後・・・すぐ近くで、人が大勢いるのに立ちションしているおじさんがいました。

そしてヘリが上空をホバリングしていました。遊覧飛行?訓練かな?

またしばらく歩いて、王ヶ頭という場所へ。

ここも切り立っています。夏休みのせいか、合宿風の若者が大勢登ってきました。

すぐ近くに王ヶ頭ホテルがあります。いつか泊まってみたいなあ。

この後は駐車している山本小屋ふるさと館まで、牧草地をのんびり歩きます。

日本じゃないみたいだなあ・・・

帰りは扉温泉 桧の湯に立ち寄り入浴し、さっぱりしてから家に着きました。

激しい登山ではなかったですが、のんびり楽しく歩けました。

次回は美ヶ原まで車で来るのではなく、下の三城牧場から登ってみるのもいいな~なんて思ったのでした。

2022年8月 硫黄岳(長野県・南八ヶ岳) 女一人登山

前回行った蓼科山よりも少しコースタイムは長いですが、登山道はより楽しそうな?硫黄岳(いおうだけ)に登ってみることにしました!

早起きして、朝7時ころに桜平(中)という駐車場に到着。未舗装の道で、ちょっと大変でした。トイレはコロナ対策で閉まっていました。

登山口まで600メートル歩きます。もう一つ上に、より近い駐車場があるようですが、台数が少なく心配だったのです。

登山口。ここから徒歩30分の夏沢鉱泉までは、宿の車は通れるようです。

ゲートをくぐって。この時点では晴れています。

沢沿いの道を進みます。水がきれい。

夏沢鉱泉までは、業務用車両が通れるような道です。

ちょっと山道ぽくなってきました。

夏沢鉱泉です。トイレを100円で借りました。朝なので、若いスタッフさんたちが忙しそうでした。車で色々下ろすところだったようです。

ここからは車が通れない樹林帯の山道です。やはり沢沿い。

途中、落石注意で立ち止まってはいけない場所も数か所ありましたが、休憩しながら登り、ちょっと平坦な場所に出ました。

しばらく行くとオーレン小屋という山小屋に出ました。ここも夏沢鉱泉同様、お風呂があるそうで、食事も美味しく個室もあるらしいので、そのうち泊まってみたいなあ。登山口からそんなに離れていないですが・・・

ここからまた20分ほど樹林帯を歩くと・・・

夏沢峠です。ガスっています。ヒュッテ夏沢と山びこ荘という山小屋がありますが、閉まっていてトイレも使えないようでした。

景色は見えませんが、ここで持ってきたおにぎりを一つ食べて休憩しました。

ここから40分ほど東へ下ると、本沢温泉。確か、日本で一番高地の野天風呂があるんだっけ?行ってみたいなあ・・・

硫黄岳に登り始め、振り返ると青い屋根の小屋が見えました。どの小屋かな?

ああ、ガスっている・・・手前は箕冠山(みかぶりやま)で、左奥にちょこんと見えているのは、もしかして西天狗かな?天狗岳も登ってみたいんだよなあ。

途中、小さな花が咲いていました。

左は爆裂火口で崖になっているようですが、よく見えません。

ケルンに導かれて登ります。

蓼科山ほど大きくはないけど、夏沢峠から岩場を1時間ほど登って、頂上に着きました。やっぱり岩はちょっと怖いなあ・・・疲れるわ。下りだったらもっと嫌かも。

絶賛ガスっていますが、広い頂上ではたくさんの人が休憩していました。夏休みなので家族連れもいました。

私もカップヌードルミニと、おにぎりでランチ。食後はコーヒーで一服しました。

ここにもかわいい花が咲いています。

ちょっとガスが流れると、硫黄岳山荘から、横岳へと続く道が見えました。

道に沿ってケルンが建っています。

晴れていたら絶景なんだろうなあと思い、1時間ほどのんびり過ごしましたが、結局ガスは晴れず。でも風がなく過ごしやすい気候だったのはありがたく、ゆっくりできました。

帰りはオーレン小屋まで、別ルートで降ります。

岩場は少し、ちょっとザレた場所があって滑りそうな部分も多少ありました。

やがて樹林帯に入り・・・

苔の森を下ります。

オーレン小屋のキャンプ場に着きました。けっこう泊まっている人がいるようでした。

小屋ではトイレを200円で借り、少し休憩しました。

遅めの昼ご飯を取っている人もたくさんいて、どうやらボルシチが名物のようです。いつか食べてみたいものだ。

休憩後は朝、登ってきた道を戻りますが、来るときには気づかなかった、きれいな沢がありました。苔の付いた岩が抹茶風味の生チョコのようだ・・・

登ってくる時は、森を見る余裕がなかったなあ。

夏沢鉱泉の近くで。

沢がなんとなく赤いのは、鉄が入っているのかな?この水を沸かして入る鉱泉なのかなあ。

森歩きは最後まで続きます。

登山口まで来たら、晴れていました。山の天気は難しいなあ・・・

 

さて、無事に下山したら、そのまま以前にも泊まったことがあるホテルに泊まりました。

前回とは反対向きの造りの部屋です。

夏限定のクラフトビールと、微発泡のお酒を売店で購入し、一人で打ち上げです。

夕食は前回同様、部屋でお弁当。食べ切れませんでした・・・

朝食もお弁当。前回は洋食でしたが、今回は和食にしてみました。

登山の後、ゆっくりできて良かったのですが、ちょっと期待が大きかったので、残念なこともあったかな・・・でも、やはりいいホテルです。

混んでいたので温泉は1回しか入りませんでしたが、またゆっくりしに来たいと思いました。

 

硫黄岳も、私でもちゃんと日帰りできる山だということが今回分かったので、また天気の良い時にリベンジしたいと思います。

今年は私なりに色々と八ヶ岳の山に登りましたが、入門編というところでしょうか。また研究して体力も付けて、色々なコースを登ってみたいなあと感じました。

2022年8月 蓼科山(長野県・北八ヶ岳) 女一人登山

6月になんちゃって登山で訪れた、北八ヶ岳

その時にも、その前からも、この辺りを訪れるといつも必ず目に入っていた、蓼科山(たてしなやま)。

今回はとうとう、その山に登ってみることにしました。

調べてみると、そんなに長時間のコースタイムではないのですが、急登でけっこうきついようなので、実はちょっと心配でした。

前泊することにして、麓の女神湖近くのペンションにチェックイン。

アットホームな感じで、かわいい部屋でした。

夕方、女神湖付近をちょっと散歩しました。

翌日登る予定の蓼科山は雲を被っています。

ペンションの部屋にはユニットバスが付いていたのですが、貸し切りのゆったりしたお風呂があり、利用させてもらいました。やっぱり広いお風呂は良い!

夕飯はコースでボリュームがあって美味しかったのですが、蓼科牛のステーキを食べたところで、普段、脂ののった肉をあまり食べないせいか、お腹がおかしくなってしまい、料理を途中でキャンセルさせてもらいました。

そして夜中にお腹が痛くなってしまい、うんうんうなりながらベッドで過ごすはめに・・・翌日登山をしていいものか、本当に悩みましたが、朝にはなんとか回復したので、予定通り登ることにしました。

と言っても本調子ではないので、朝食もけっこう残してしまい、宿の方に申し訳なかったです。胃腸の弱い自分がうらめしい・・・

 

とにもかくにも、七合目登山口という、最も短いコースの登山口へ向かいます。

山がご神体ということでしょうか。鳥居があります。

平日の朝8時過ぎでしたが、けっこう車が停まっていました。ちょうど下って来た人が場所を空けてくれたので、近い場所に停めることができました。

トイレもあり、和式で、紙はありました。

鳥居をくぐって、登り始めは森の中。

段々ガレてきました。やはりけっこうな登りです。

振り返っても、景色はあまり見えない・・・

ガレ場と倒木が続きます。

将軍平という平地に到着。小屋は蓼科山荘。お土産も売っています。

ここからは岩登り・・・

振り返るとこんな感じ。

夏休み期間なので親子連れやご夫婦など、大勢登っていました。下るときには犬連れの人もいましたが、一応ペット禁止のようでした。犬はスイスイ登っていましたよ・・・

私はヒイヒイ言いながら、蓼科山頂ヒュッテに到着!

一面岩場の山頂はガスっています・・・晴れていれば独立峰なので、360度の絶景らしいのですが、残念!

山頂には祠もあり、お参りしてきました。

岩の間に、黄色い花が咲いていました。

ちょっと寒く、お腹に少し何か入れたかったのですが、これから岩場を下ることを考えると、ここで昼食にするのはちょっと心配だったのと、お腹の具合を考えて、蓼科山頂ヒュッテでココアを注文。

マグカップイッタラでした。かわいい!あったまった・・・他にも台湾式のおかゆだかお茶だか、興味深いメニューもありました。

暖まったところで、元気を出して下ることにします。

緊張しながら岩場を下り、将軍平の蓼科山荘前で昼食をとることにしました。

蓼科山に登るとお話ししたら、ペンションの方がご好意で作ってくれた、おにぎり弁当です!

(食べかけで汚く、ごめんなさい・・・)

あっさりしていて心がこもっていて、美味しかった!

さて、元気を出して下りますよ。

ガレ場は滑って歩きにくいけど、女神湖が見えてちょっとテンションが上がりました。

途中でちょっと雨がパラついたり、お腹の具合が心配だったので、水分や間食を(おにぎりは食べたけど)あまりしなかったせいか、最後は足がつってしまい、ちょっとつらかったけど、なんとか無事に下山しました!

下る途中で、まだ登ってくる人がいて、大丈夫かなあと思いましたが、小屋に泊まる人なのかなあ。

ガスっていたのと、お腹の調子が悪かったことで、あまり楽しい感じはしなかったけど、晴れていたらまた印象が違ったんだろうなあ。

帰り道、蓼科牧場脇の、もうもうというお店でソフトクリームをたべようかと迷ったけど、混んでいたし、お腹も心配だったのでやめました。

見上げると、蓼科山の雲は晴れているような・・・?

ちなみに今回の自分土産は、蓼科山頂ヒュッテのバンダナと、蓼科山荘の手ぬぐいでした。

歩行時間がそんなに長くなく、私でも日帰りできる山がまだ他にもあるようなので、また八ヶ岳を訪れてみたいと思っています!

2022年6月 北横岳(長野県・北八ヶ岳) 女一人登山

北八ヶ岳の高見石に登った翌日、同じく北八ヶ岳の北横岳(きたよこだけ)に登ってきました。

往復で2時間ほどのコースということで、初心者には良いかと思い選びました。

 

まずは宿泊した蓼科リゾートホテルで朝ごはんのビュッフェ。

チェックアウト後、北八ヶ岳ロープウェイ駅へ向かいます。

ロープウェイで山頂駅まで15分くらいだったような。

山頂には溶岩流でできた坪庭という場所があります。ここまでは以前、母と来たことがありました。

ここから坪庭を通り、北横岳まで片道約1時間くらいとのこと。

あれは縞枯山(しまがれやま)かな?

山頂駅を眼下に眺めつつ、進みます。

坪庭の道。普通の格好の観光客の人もたくさん来ていました。

段々と登山道になってきます。

山頂駅から離れていきます。

所々に雪が残っていました。

あれは三ツ岳でしょうか・・・途中、岩だらけの恐ろしげな登山道の分岐がありました。ここを行く人もいるんだな。

大体コースタイムで、北横岳ヒュッテまできました。看板の文字がいい感じ。この日はお休みのようでした。

ここから山頂までは10分くらいとのこと。もうひとがんばり!

まずは南峰に着きました。正面には蓼科山(たてしなやま)!

八ヶ岳の主峰の方向は曇っています・・・

北峰の方が標高が高いということで、少し歩いて移動します。

北峰!やはり蓼科山がどーん!!

蓼科山を眺めつつ、セブンイレブンのベルギーワッフルで一服しました。

帰りは花を眺めたり・・・

北横岳ヒュッテで有料のトイレをお借りし、そこから歩いてすぐの七ツ池に寄ってみました。

山頂駅が近づいてから見えた、青い屋根の建物は縞枯山荘かな?

坪庭到着!観光客が増えていました。リゾートぽい格好の人もちらほら。

登山を終えて、山頂駅のカフェであんこクロワッサン(八ヶ岳付近ではこれがよく売っているような気がする・・・)とコーヒーで一休み。

それからロープウェイで下り、帰りは丸亀製麺でうどんを食べ、諏訪湖畔の片倉館で大きなお風呂に入って帰りました。

短めのなんちゃって登山でしたが、2日間けっこう楽しかったので、今度はもう少し長めのコースを歩いてみたいと思いました。

次はあの存在感ある蓼科山に登ってみたいなあ・・・

2022年6月 高見石(長野県・北八ヶ岳) 女一人登山

5月に訪れた蓼科旅行で八ヶ岳を見て、登ってみたいと強く思ったわたくし・・・まずは歩く距離が少ない、北八ヶ岳の高見石(たかみいし)という初心者向けの山に登ってみることにしました。

 

というわけで梅雨の晴れ間、高見石最寄りの白駒池の駐車場にやってきました。

有料で、160台停められるようですが天気も良かったのでけっこういっぱいでした。寄付制のトイレの隣にはお土産やさんがあり、登山届もここで出します。

ここから白駒池は徒歩で15分くらい。登山目的ではない観光客のような人たちも大勢いました。

苔の森の中に道があります。

高見石へ上るには、白駒池の手前で曲がるか、池のほとりの白駒荘という山小屋を超えたあたりで曲がるかのどちらかです。

池の手前の道の方がゆるやかということで、今回はそちらから上ることにしました。

少し登山道ぽくなってきました。

水分をとりつつ休憩しながら登り、30分くらいで高見石小屋が見えてきました。

けっこう人がいました。

ランプの小屋だそうで、中をのぞいたらけっこういい雰囲気でした。

揚げパンが名物との情報を得ていたので、さっそく注文!何種類かあって、好きなものを選んでコーヒーとセットにしてもらいました。ココアとチーズだったかな?暑い日だったけどおいしかったです。

おみやげに手ぬぐいも購入し、小屋の隣にある頂上に登ることにしました。建物の間に人が立っている場所がありますが、その辺りから登るようです。

岩がごろごろで、登りにくい!ちょっと挫折しそうでしたが・・・

頑張ったら、こんな景色が!!

神秘的な白駒池が!

北にはちょこんと、蓼科山がのぞいています。

実は頂上は、もう少し右にあるようでしたが、私はもう、ここでいいかなと思い行きませんでした。

ごろごろした岩を降りるのも一苦労でしたが、そんなに長い距離ではないので大丈夫でした。

さて、下りは登りとは別の、白駒荘の横に降りる道を選びました。

30分くらいで池のほとりまで降りられましたが、岩がごろごろしている道なので、登りでこちらを通るのはちょっと大変かも。

せっかくなので白駒池の周りをぐるりと歩いてみることにしました。

苔の森ウォッチングをしている人がけっこういました。

ボート乗り場なんかもありました。

ボート乗り場の前には、青苔荘(せいたいそう)という山小屋があり、食事もできるようでした。

駐車場に戻ると雨が降ってきました。車の中で、持ってきたおにぎりを食べ、少し雨宿り。

この後どうしようか少し考えて、少し下った場所にある、麦草(むぎくさ)ヒュッテに車で移動しました。

ヒュッテの前からも、歩いて白駒池に行く道があります。

中には売店と喫茶があり、昼時は過ぎていたので空いていました。

お腹は空いていませんでしたが、手作りのかぼちゃプリンが美味しそうだったので注文。けっこう大きくて食べ応えがありました。味はもちろん美味しかった!

ここでも手ぬぐいと、ヒュッテの地下水で作った「麦草エール」というビールを購入しました。そしてトイレをお借りしましたが、とてもきれいでした。

この後は、まだ早い時間でしたがこの日の宿に移動。

夕食後に撮った写真なので暗いですが、リゾートホテル蓼科という温泉があるホテルです。

部屋は改装したばかりできれいでした。

小上がりみたいな所に布団が敷いてあります。

ユニットバスを改装したと思われる、狭いけど機能的なシャワーブースとトイレ。トイレの奥にシャワーブースと洗面がありました。ちょっと使いにくいけど、清潔感はあります。

窓からの眺望はあまり望めませんが、明るい部屋で、エアコンもあって快適でした。テレビはBSも見られましたが、映らないチャンネルもありました。

少し休んでから温泉に入りに行きましたが、部屋からは少し遠く、健康ランドのような雰囲気の浴場でした。

途中、外には大きなプールが見え、夏はなかなか良さそうです。

さて、夕飯はバイキングでした。

種類はあまりなかったですが、ステーキもありました。カレーも大人向けの味でおいしかったです。涼しかったのでビールはあまり進まず・・・飲み物の値段はちょっと高めだったかな。

好きな席を選べましたが、窓から蓼科湖が(木の柵の向こうに)見えました。ツバメがたくさん飛んでいましたが、ねぐらがあるのかなあ。

夕食後、まだ明るいのでホテルの周りを散歩してみました。裏には蓼科湖が。

公園になっていて、彫刻もいろいろ。

ちょうどホテルの裏手に公園があります。

いつもは温泉に来ると夜遅い時間にも入りますが、明日は北横岳に登る予定なので、この日は早く寝ることにしました。

 

 

 

2022年5月 蓼科(長野県) 女一人旅

蓼科(たてしな)は長野県にある高原のリゾート地で、これまで何度も訪れたことがある、大好きな場所です。

信州割を利用し、久しぶりに出かけてリフレッシュしてきました!

 

久しぶりに高速を運転し、まずは、たてしな自由農園という農産物直売所のようなお店を物色。いいお天気です!

次はバラクライングリッシュガーデンの、ショップのみ見学。中のバラ園は有料ですが、ショップだけでものぞけます。英国のお菓子とかお茶とか、ガーデニングの道具とかが売ってます。

良い雰囲気で、お茶したかったですがお腹が空いていなかったので、ケーキを一切れテイクアウトしました。ここのスコーンが大好きだったのですが、仕方ないことですがだいぶ値上がりしていたので、今回は買いませんでした。

前の道から蓼科山が見えます。

お次は蓼科湖周辺を、ちょっと散歩してみました。八ヶ岳が見え、テンション上がります!

蓼科山も。

湖の前にあるこのロッジもちょっと気になっています。機会があれば泊まってみたい。

駐車場の近くのお店には、ヤギがいました。

いい時間になったので、宿泊するテラス蓼科リゾート&スパというホテルへ移動しました。駐車場から八ヶ岳が見えます!

部屋も広い!!

確か二階建てで、一階の部屋でした。窓が大きくて緑がきれい!

部屋から直接外に出られ、部屋の前はこんな感じ。朝、歯磨きをしている人が通ってちょっと驚きました。一階では明るい時間も薄いカーテンを閉めておいた方が良いかも。

外には部屋ごとに喫煙スペースもありました。

喫煙スペースの内側はバスルーム。なかなかいい感じ。

洗面台は2つあって、広い!

セパレートできれいなトイレも。

素敵な部屋で少しまったり過ごします。

コーヒーマシンがあり、日本茶も淹れられるようなので、用意して・・・

ラクラで買ったレモンケーキでティータイム。

良い!!

この後は、薄暗くなるまで部屋でゆっくりしていました。

実はこのホテルは食事がブッフェなのですが、部屋で食べられるお弁当スタイルにも変更できたので、売店へ飲み物を買い出しに行き、夕方、レストランへお弁当を取りに行きました。

さめてしまうかなと気になったけど、皆さんがレストランで食事しているであろう、空いている時間に温泉へ入ることにします。

ちなみに、部屋に置いてある作務衣で移動可能です。

そして、女性はチェックインの時にこんなセットがもらえました。お風呂場に色々あったので使いませんでしたが。

部屋の前の廊下。けっこう移動します。

スパへは、渡り廊下を通ります。これはちょっと遅い時間に撮りました。

お風呂は撮影禁止なので写真がありませんが、八ヶ岳を展望できる、広い露天があり、しかも源泉かけ流しです!

それがあるので、ちょっとお高めだったけど、このホテルに泊まりたかったのでした。

一日目はちょっと曇ってしまい、山の上の方が見えませんでしたが、二日目の朝はまあまあよく見えました。

これは渡り廊下から撮った、朝の写真です。

ちなみに、夕方の写真はこちら。

ゆっくりお風呂を楽しんで部屋に戻ったら、お弁当タイム!

こんな感じで渡されました。

中身は洋寄りの、和洋折衷!

スパークリングワインは売店で購入しました。部屋で飲みたいと言えば、レストランからワイングラスを借りてこられます。

なぜスパークリングワインかというとですね・・・好きなんですけど、実はこの時レストランのブッフェが、地中海&スパークリングワインフェアだったらしく、うらやましかったので、一人で部屋でスパークリングフェアを開催しようと思ったのです。

イタリア産のやつにしましたが、自分で開けるのがちょっと難儀だったのと、泡がちょっと少なかったかな・・・

ちなみにお弁当を選ぶと、売店で利用できるクーポンが付き、信州割を利用していたので、そちらのクーポン券も付いてお得に買い物できました。

そして、サラダ用の紙パックはこんな風に開きます。新鮮野菜でした。

デザートもたくさん付いていたのでお腹いっぱいになり、食後は遅くまでそのままゴロゴロしていました。

ちなみにワインは飲み切れず、ペットボトルに入れて持ち帰りました。

寝る前にもう一度温泉に入り、この日は就寝。寝る前にちょっと寒かったので、エアコンを少し使いました。温泉は12時まででした。

 

翌朝も温泉に入り、日焼けしそうになりながら八ヶ岳の眺望を楽しんだ後は、朝ごはん!朝もお弁当で、和洋どちらか選べるので、洋食にしました。

コーヒーなどの飲み物はレストランから持ってこられます。お湯を注いで作るスープも付いていて、サラダがやはり新鮮でした。

お腹いっぱいになり、少し休んでチェックアウト。11時までいられるので、ゆっくりできます。

私にはちょっとお高めでしたが、信州割も使用させてもらい、素敵な部屋と温泉で、とてもゆっくりさせてもらいました。スタッフさんの感じも良く、また泊まりにきたいホテルです。コロナが心配だったのでお弁当にしてもらいましたが、ブッフェも食べてみたいなあ。地中海&スパークリングワインフェア、気になる・・・!

ペットと泊まれるコテージもあり、こんな公園みたいな場所もありました。

この日も駐車場から八ヶ岳が見えます。

この後は、前日に寄った、たてしな自由農園へ再び寄って地ビールやチーズケーキなどのお土産を買いこみ、霧ヶ峰の方へ行ってみることにしました。

風景が変わってきました。

車山の辺りで駐車して、ちょっとだけ周辺を歩いてみました。

平日でしたが、けっこう散策している人がいて、駐車場は、ほぼいっぱいでした。私も次回は、もっと歩いてみたいなあ・・・

そんなことを考えながら、以前から来たいと思っていた、ころぼっくるひゅってに寄ります。

駐車場のすぐ近くです。

外の席はいっぱいでしたが、中の席は誰もいません。アブがたくさん飛んでいたので、私は迷わず中へ。なかなか素敵な雰囲気。

メニューは色々あり、ボルシチが有名らしく、厚切りトーストも美味しそうでした。

しかし私はボリュームいっぱいの朝食でお腹がいっぱいだったので、コーヒーのみ注文しました。セルフサービスで取りに行きます。サイフォン?がいい感じ。

少しまったりし、売店をのぞいてから、ドライブを楽しんで帰路につきました。

お昼はサービスエリアでラーメンを食べました。フードコートみたいな場所で食事するのは、コロナのこともあって本当に久しぶりでしたが、なかなか美味しかったです。こんな日々が続きますように・・・

私はホテルや旅館で熟睡できない性質なので、旅行の二日目は毎回眠く、それがちょっとつらいところです。

お天気が良く、景色もよく見えたので、次回はぜひ八ヶ岳周辺を歩いてみたいと強く思った旅でした。

2022年3月 別所温泉(長野県) 女一人旅

コロナの影響や家庭の事情で、半年以上、まともなお出かけが出来ませんでしたが、タイミングを見てやっと、一人旅に出ることができました。

 

目的地は信州最古といわれる名湯、別所(べっしょ)温泉。

中学生の時に学校行事で訪れたり、高校生の時には友人とグループで泊まりにきたこともあります。大人になってからは初めてですが、信州の鎌倉と呼ばれる歴史ある温泉地です。

泊まったのは、一人旅歓迎ということで以前から気になっていた、上松屋旅館。

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温泉街の北向観音近く。写真真ん中の建物です。

一人旅プランではウェルカムドリンクとして売店で好きな飲み物を選べました。

ロビーはこぢんまりしていますが、地酒や地ワイン、コーヒーなどが飲めるサービスが夜8時くらいまでありました。コロナ渦で、お部屋へお持ち帰りを推奨されていましたが。

エレベーターに乗って、部屋に向かう廊下はこんな感じ。照明は暗めだけどオシャレ。

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予約していたのはレディースルーム。

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炬燵もあり、素敵なインテリア!禁煙です。

テレビももちろんあります。

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裏手だけど最上階で、景色もなかなか。

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トイレもきれい。

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洗面所の前の紐もなんだかオシャレ。右側はバスルーム。

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女一人旅向けの本が置いてあり、個人的にすごくよかった。

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不思議な箱の中には宿泊者の感想ノートが入っていて、これまたなかなか面白かったです。レディースルームなので女一人旅の手記が多く、けっこう読んでしまいました。同志よ・・・!

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泰阜(やすおか)は、長野県にある村の名前。どうやら、部屋ごとに県内の市町村の名前が付けてあるようでした。

お茶菓子を食べたら、外にお散歩に出ることにしました。

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私は一人だから必要ないけど、鍵が二つに割れるので、便利。

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フロントでマップをもらい、なんとなく中学生の時に訪れた記憶のある、安楽寺へ。

こんな階段を上って・・・

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雪が残っています。けっこう寒い。

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国宝 八角三重塔。拝観料は300円。

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温泉街へ戻る途中、遠くに浅間山が見えました。今日も噴煙が出ています。

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次は北向観音へ。

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昔、これまた中学生の時に来たんだろうけど、名前は憶えているけどあまり記憶がない。

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温泉が湧いています。

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高台にあり清々しかったですが、そろそろ本格的に冷えてきたので、宿に戻り温泉へ!

撮影禁止なので写真はありませんが、夜に男女の浴場の入れ替えがあり、この日は広々とした内湯と、見晴らしの良い露天がある浴場でした。浅間山も見えました!

もちろん源泉かけ流しで、とても温まりました。

入浴後、脱衣所を出たところにある休憩コーナーへ。新聞とか、本も色々置いてありました。

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この透明な味噌スープが一押しだそう。出汁の香りのする塩味のスープは、汗をかいた後に良い感じ。

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その後は部屋でごろごろしていたら、夕食の時間になりました!

夕食会場はリニューアルされており、カウンターもありましたが、この日は一人でもテーブル席へ案内されている人が多かったです。ちなみにこの写真は朝撮ったので明るいです。

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夕食は、グレードアップコースで信州黒毛和牛サーロイン付き!特製の味噌を付けて食べるのがおいしかった。籠の中の前菜も凝っていて素敵でした。

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コロナ渦になってから初めて飲む生ビールが嬉しい!小サイズにしておいて、この後で地酒も頼みました。けっこう種類がありました。

岩魚や豚の角煮も出てきて・・・食べ切れませんでした。

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しかし、牛肉用に出てきた味噌を、ご飯に載せて食べたらえらく合いました。

そして途中、社長さんが真田幸村風の鎧を着て、テーブルごとにあいさつに来てくれました。一人だったのでちょっと緊張したけど、面白いサービスだと思いました。

デザートもおいしかった!

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ロビーでコーヒーをテイクアウトし部屋に戻ると、布団が敷いてあり、事前にお願いしておいた湯たんぽが入っていました。

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引き続き炬燵でゴロゴロし、温泉にまた入り、味噌スープを飲んで就寝。

翌朝も温泉に入りましたが、前日と入れ替えになっていて、真田幸村風の個性ある浴槽でした。露天は前日の方が明るくて広々していたかな。でも日差しの強い時期はこちらの方が良いかも。

朝食会場は昨日と同じ、席も同じでした。

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馬肉の蕎麦が出てきたりと、なかなかの品ぞろえ。ご飯やみそ汁はセルフです。

特に気になったのは、これ!

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左のは、味海苔。がんばっているなあ・・・

朝食後は、やはりロビーでコーヒーをもらってから、部屋で一休みし、前日に頼んでおいた温泉まんじゅうをフロントで受け取って、チェックアウトしました。

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全体に若いスタッフさんが多く、ぎこちない部分もありましたが、一生懸命頑張っている感じのお宿でした!朝食の時は外国人と思われる方に接客していただきました。

値段も、平日に泊まったことと、地元割を利用したこともありますが、とても良心的だと思いました。個人的には、土日などを除けば、割引がなくても割とお得な料金なのではないかと思いました。

すごく久しぶりに訪れたので、何があるのか全く覚えていなかった別所温泉ですが、初めて来るような気持ちで楽しめました。

帰り道、温泉街で見つけた味のある豆腐屋さんで緑色の豆腐を購入。帰って食べたらとても美味しかったです!

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