仕事終わりに、長野県松本市の浅間温泉へちょっと一泊してきました。
泊まったのは、赤い壁の色が印象的な、栄の湯というレトロな旅館です。
宿の前は細い通りで、駐車場は少し離れた場所にあります。
着いたのはもう夕方で、部屋には布団が敷かれていました。大きな炬燵もあります!エアコンも完備。新しい畳の匂い・・・清潔感があります。
トイレは部屋にありませんが、洗面はありました。水しか出ませんが、便利です。
部屋の入口を出ると、向かいにトイレがあり。中はウォシュレットに改装されていました。こちらも手洗いは水のみです。
さて、一息ついたら夕食前に、さっそく温泉へ!
宿は奥に長い昔ながらの造りになっていて、階段を下りて・・・
左手に中庭を望みながら行くと・・・
手前に女湯、奥に男湯。女湯の手前には貸切風呂もあります。
脱衣所前の洗面もいい感じ。
暖簾のかかっている戸を開けるとすぐ脱衣所なので、もしかしたら見えちゃうのではないかと、ちょっと気を使いました。
湯船は小さめながら、レトロでいい感じ!内湯しかないけど充分です。
お湯は源泉かけ流し、殺菌もなし!!熱めの良いお湯です(^^♪
浴槽から脱衣所を見たところ。
脱衣所の洗面。
熱めなので短時間で温まりました!
そしてお楽しみの夕食は個室食。
部屋で待っていると、電話で用意ができたと呼んでくれました。
飲み物は持ち込み自由のようでしたが、ビールを頼みました。
料理はコロナ対策もあってか、ほぼ最初から並んでいましたが、温かいものは温かく、なかなか手が込んでいて、美味しかったです!
牡蠣の天ぷらとか、鯛とか・・・季節感のあるものも出ました!
部屋の電話で締めのご飯をお願いし、デザートも出てお腹いっぱい!
食後は部屋でまったりし、寝る前に再び温泉へ・・・古い建物は夜がちょっと怖いけど、廊下の電気は明るかったです。(中には節電している宿もあるので・・・)
貸切風呂ものぞいてみました。女湯よりももっと小さ目だけど、こちらも源泉かけ流しです。
でも、私が行ったときはいつも女湯が貸切状態だったので、あえてこちらの貸切風呂は利用しませんでした。
よく温まったので、朝までトイレに起きることはなかったのですが・・・部屋でウトウトしていたら、広縁っていうのかな?その上の明かりを点けていたんですが、途中でチカチカと点滅を始め、ちょっと怖かったです。
実は私、自宅では電気を消して真っ暗にして寝る派なのですが、ホテル等に外泊するときはちょっと怖くて、明かりを点けて寝るんです。
古い宿だと、特にちょっとね・・・この時は点滅し始めた電気を消して、別の明かり(布団の上)の電気を点けて寝ましたが、明るすぎてあまり眠れず、翌日は寝不足になってしまいました。
しかし何はともあれ、朝風呂であたたまり、朝ごはんは昨夜と同じ個室でいただきました。卵焼きがハート形!
このヨーグルト、こんなの初めて見た!なかなか美味しかった。
食事会場の部屋を出た廊下の窓から、宿のすぐ前にある源泉供給所が見えました。新鮮なお湯に浸かれるわけだ!
自分の部屋に戻り、昨夜は暗くてよく見えなかった窓からの景色を確認。伊東園がすぐ隣にあるようです。
一人でも泊まれてなかなか料金もお安く、食事はおいしいし温泉は良いし、なかなかお値打ちなお宿でした!
浴槽が小さ目なので、あまり混んでいなければ快適に過ごせるのではないかと思います。
でも古い宿に一人で泊まるのは、やっぱりちょっと怖いかなあと思ってしまいました。